内省 仕方

この記事は約4分で読めます。

内省をするのだけど、出来ているのかよくわからなかったりしませんか?

内省の仕方は人それぞれであり、自分がやりやすい方法でするのが良いです。

そして、内省をどこまでするかもポイントになってきます。

実は、内省の仕方によっては、どんどん自分を傷つけてしまうこともあります。

この記事では、私のおススメの内省の仕方と、おススメしない内省の仕方をご紹介します。

記事を読み終えると、自分を追い込まない内省をしようと思えるはずです。

内省とは

自分の考えや行動などを深く省みる事。反省。

内観に同じ。

内観とは、「自分の心の内側を観る」こと。

内省して得られるもの

自分を知る事が出来る。

自分の過去の感情などを振り返り、

自分がどんな時にどんな反応を示すのかを知ることにより、

次に同じような状況の時の傾向と対策となったりする。

自分を知るということは、自分を理解するということ。

自分を理解するということは、自分を愛し大切にすることができるということ。

ゆえに、内省をするということは、自分を愛するという行為でもある。

内省の仕方

※精神疾患等でお医者様にかかっておられる方や、とても繊細な方は、一人でインナーチャイルドや自分自身と向き合うのは向いてないかもしれません。お医者様にご相談をして、ご自分を労わりながらご判断してください。

おススメの方

まず、最近イライラしたり、モヤモヤしたり、心がザワついた事があれば思い出します。

なぜ、イライラしたのか自分に聴きます。

そこでキーワードを探します。

キーワードは誰かに言われた言葉だったり、誰かと誰かが話していた言葉だったりが多いです。

次に、できるだけ過去に遡って、同じようなキーワードになる言葉や状況を思い出します。

キーワードになる言葉は、なるべく言われたそのままの言葉の方が思い出しやすいです。

でも無理はしないでください。

取り組もうとしたことにより、充分自分を愛せてます。

続けられる人は、思い出した過去の状況で、その時感じた感情をじっくり思いつく限り思い出し味わいましょう。

また言われた言葉に傷ついたりしていたら、辛かったねと共感し、認め、受け入れ、今の自分の感情と一致させて味わいましょう。

過去の自分が抑え込んだ考えや感情を、過去の自分に教えてもらいましょう。

その過去の時の自分が本当に言いたかったり伝えたかったことを聴いてみましょう。

自分自身と対話してみましょう。

ポジティブな願いなら、できるようなら、イメージでもいいけど、実際にしてあげましょう。

ネガティブな願いには寄り添いましょう。

ここまで出来たら、自分自身と向き合い、自分を大切に出来たという事です。

自分の一部を理解し愛せたという事です。

そして、次回同じような状況の時に自分の反応をしっかり観察してみましょう。

同じような状況が起こった時、自分がどう感じるか、違う違和感があるときは、また自分と対話してみましょう。

おススメではないほう

まず、最近イライラしたり、モヤモヤしたり、心がザワついた事があれば思い出します。

なぜ、イライラしたのか自分に聴きます。

そして、その答えがなぜなのか、聴きます。

そして、またその答えが、なぜなのか、聴きます。

ずーっとなぜそう思ったのか、なぜそう感じたのか、・・・と、なぜ、なぜ、なぜ、で聴いてゆきます。

どうして、これをおススメしないかっていうと、

なぜ?って聴くと、なぜそうなったのか過去の出来事や状況に意識が向き、ただ嫌な出来事を反芻するだけになる可能性があるからです。

結果、自分を責めることになってゆくからです。

なぜ?って聴くのは、ここぞ!という時になぜ?と聴きましょう。

ずーっとなぜ?って聴いていくのは、しんどくなるだけなので、やめておきましょう。

まとめ

内省は、なぜ?を繰り返してすると、しんどく、意識が過去に向き、反芻作業になりがち。

なぜ?はここぞ!という時に使うだけにし、感情に意識を向けるようにし、自分の伝えたい事を自分自身に声に出して言うことで、自分を癒すことになるのです。

心がザワついた時に、その都度、自分と対話して、伝えたい事を自分自身に言ってみるだけでも、感情を開放することができるのではと思います。

そして自分自身を理解しておくと、違和感に氣づきやすくなり、課題解決に向けての傾向と対策になり、平穏に楽しく幸せに暮らしてゆけると思うのです。

どうぞ、ご自分を大切にしてください。

コメント