7つの習慣 アウトプット ④

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棒の反対側

私たちの行動は、原則に支配されている。原則に沿って生きればポジティブな結果に繋がり、原則に反すればネガティブな結果になる。私たちはどんな状況においても自分の反応を選択できるが、反応を選択することで、その結果も選択しているのである。「棒の端を持ち上げれば、反対側の端も持ちあがる」のである。

「7つの習慣」 by スティーブン・R・コヴィー

人生は選択の連続ですね。

今、目の前で起きている現象に振り回されていませんか?

実は、今現実に起こっている現象は、あなたが過去に選択した事の結果が表れているにすぎない。

なぜなら、過去に自分が棒の端を持ち上げたから、今反対側の棒が持ちあがったのだ。

この記事では、現実を創り出しているのは、あなた自身であることを書いています。

この記事を読めば、あなたは自分が選ぶ事に責任を持ち、またその結果にも満足できるようになるでしょう。


「棒の端を持ち上げれば、反対側の端も持ちあがる」

「棒の端を持ち上げれば、反対側の端も持ちあがる」ということにハッとした。

今目の前で起きている現象が、「棒の端を持ち上げれば、反対側の端も持ちあがる」ということだったからだ。

例えば、受験勉強をしなかったため、受験に失敗した。

「受験勉強をしない」ことを自分が選んだ。これが、棒の端を持ち上げた状態。

「受験に失敗した」という結果になった。これが、反対側の端も持ちあがった状態。

例えば、毎日30分歩くことにしたら、1kg減量できた。

「毎日30分あるくこと」を自分が選んた。これが棒の端を持ち上げた状態。

「1kg減量できた」これが、反対側の端が持ちあがった状態。

最初に棒の端を持ち上げる(行動を選択する)のは、自分だ。

その結果、反対側の端が持ちあがり、今目の前の状態を作っているのだ。

私たちは、その状態を見て、良いか悪いかを判断して一喜一憂しているのだ。

photo of yellow and blue macaw with one wing open perched on a wooden stick
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結果は選べる

しかし、良い結果か悪い結果か、選べるのだ。

え!!そうなの!?って思ったかもしれない。

自分が主体的に選んだものは、原則に沿ってなければネガティブな結果に、原則に沿っていればポジティブな結果になる。と著者は言っている。

あなたには選択する自由がある。

その結果を良いものにするか、悪いものにするかもあなた次第。

あなたが過去に選択したことが、原則に沿っていたかどうかが鍵。

原則は、社会的な条件付けが違っていても、すべての人間の内面に必ず存在している。

原則、あるいは自然の法則は、人間の条件、良心、自覚の一部となっているものだ。

公正の原則、誠実と正直も原則と言える。人間の尊厳、奉仕や貢献、本質、美徳という原則もある。可能性という原則に関連する成長という原則もある。成長の原則には忍耐や養育、励ましといった原則が必要になる。

「7つの習慣」 by スティーブン・R・コヴィー

私が思うに、棒の反対側が持ちあがった時の結果の良し悪しは、成長の原則が大きく関わっているように思う。

すべての生命に、成長と発達のしかるべき順序がある。子どもはまず寝返りを覚えてから、座り、はいはいすることを学ぶ。その次に歩き走ることができるようになる。どの段階も重要であり、時間がかかる。省略できる段階は1つもない。

「7つの習慣」 by スティーブン・R・コヴィー

どんな分野にせよ、現在の能力レベルが10段階の2であるなら、5に達するためにはまず3になる努力をしなければならない。「千里の道も一歩から」始まる。何事も一歩ずつしか進めないのだ。

「7つの習慣」 by スティーブン・R・コヴィー

引用のとおり、何かをやり始めても、順序を飛ばしたり省略したりすると、うまくいかなかったりする。

これが成長の原則だ。

「急がば回れ」ということだね。

「主体的である」の項目の中で改めて学んだ事

氣づきや学びには、段階があるのだと感じた。

前の記事でも書いたが、タロットの大アルカナ22枚が、人の成長段階を表していて、らせん状に1~21を一周しまた次の1~21を歩み続け上へと上がっていく。

それを知ってから、わかっている理解していると思っていた同じ事柄でも、レベル1の時とレベル2の時、レベル3の時、それぞれのレベルで氣づいた時の理解度というか、学びの深さが違うように感じたのだ。

例えば、「劣等感」。

以前、劣等感は持つ必要はなく人と比べなくてよいと氣づいたことがあったとする。

ある時また、( ゚д゚)ハッ!と「比較の対象は、他人ではなく過去の自分だ!」とあらたな1面に氣づく。

更にある時、「劣等感は自分自身が創り出している」という答えに辿り着いたり。

またある時期が来たら、( ゚д゚)ハッ!「劣等感は自分の思い込みだった!」ともう一度氣づき、更に「劣等感は、自分を信じ切れていない。」ということに氣づく。

同じ「劣等感」に対して、見方や言葉を変えることにより何度も何度も氣づき、より深く学ぶ。

これがタロットでいう人の成長段階という事だろうか。

まとめ

あなたには選択する自由がある。

その結果を良いものにするか、悪いものにするかもあなた次第。

あなたが原則に従って選択した結果を、あなたは受け入れればよいのだ。

そう、あなたが考え方や見方、視点を変えるだけで、今起きている現象は、あなたにとって、良いも悪いもなく全て学びになるからだ。

一番重要なのは、あなたが今選択していることが原則に則っているかどうかだ。

なぜなら、今選択して行動していることが、結果として未来にあなたの目の前に表れるからだ。

未来に良い結果、良い状態を引き起こしたいなら、あなたがすることは一つだ。

今、あなたは主体的な選択をしていますか?

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